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2007年10月7日掲載 - ドイツ短信ニュース
家庭にやさしいドイツ東部
(2007年10月7日)

4日発表された「家庭アトラス」によると、ドイツ西部よりもドイツ東部で、家庭と仕事を両立しやすい環境が整備されている。学校教育、職業教育についても、ドイツ東部で環境の整備が進んでいるという。


ドイツ西部では、ミュンヒェン、シュツットガルトなどの大都市が、都市部でも最も家庭にやさしい都市となっている。それに対し、農村部などを中心に地方で、託児所や学校が十分に配置されておらず、家庭と仕事を両立しにくい環境となっている。


ドイツ東部では、統一前から女性が貴重な労働力とされていた。そのため、当時から幼児を朝6時から預かる体制ができているなど、育児と仕事を両立しやすい環境となっていた。


統一後、ドイツ東部では、出生率が激減するほか、若い世代が仕事を求めてドイツ西部に移住する傾向が増加していた。こうしたトレンドに対抗するため、地元自治体が積極的に家族環境の整備に努めてきた。現在、一部の地域では、その移住トレンドに歯止めがかかり、出生率が1.5人にまで回復しているところもある。


ドイツ政府は、家族にやさしい環境造りをしていかないと、ドイツは将来的に経済成長できないとの考え。


フォン・デア・ライエン家庭大臣(女性)は、「家族が住みやすいと感じる地域は、経済的にも将来の競争に向けて対抗できる」として、家族にやさしい政策を講じていかないと、将来的に成功しないとしている。


なお、「家庭アトラス」は、ドイツ家庭老人女性青少年省とドイツ商工会議所連合会によって、毎年共同で発表されている。


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