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2017年7月18日掲載 − 在外日本人珍語集
• ア行 •
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のり巻き
女A 「誕生日にさ、のり巻きをたくさんだそうかと思っているといったら、たくさんの人からお手伝いするわと連絡あったんだけどね。慣れてない人に手伝ってもらっても、アシモテモジャマなんだよね」
みんな 「???」
女B 「あら、Aさん。それは、「足手まとい」というんじゃなーいの!」
お好み焼き
「お料理上手のMさんは、さすがね。お好み焼きをする時は、アブラカスを入れるんですってよ。本格的ね」
「アブラカス???」
「アブラカスよ。お好み焼きの本場、関西では入れるらしいわ」
「アブラカスを入れて、どこがおいしんだ? そりゃ、肥料だぜ。お腹をこわしてしまうんじゃないのか?」
「わかってないわね。おいしいに決まっているじゃないの。Mさんは、天ぷらのようにまろやかな味になるとおっしゃってるわ」
「おいおい。そりゃ、「天かす」のことだろう!」
Xさんの死
男A 「先日、Xさんが他界されたんだが、眠るように亡くなられたそうだ。93歳だったそうだ。これが本当のアンラクシなんだよな。よかった。よかった。お葬式に参列させていただいて、死顔を拝見させていただいたが、穏やかな顔をされていたよ」
女B「Aさん、それでは、Xさんは注射でもうって亡くなられたのかしら?」
男A 「ばかな! そんなことはせんよ。自然死よ」
女B 「あら、それなら、「大往生」ではないですか!」
夫婦愛
「あなたね。いつも、いつも、アレとか、ソレとかね、代名詞ばかりでいわないでくれるかしら。長年付き合っているから、何とかわかるからいいけど。わたしは、召使いじゃありませんよ!」
「もちろん、召使いとは思っていないよ。最愛なる奥様とね」
「それなら、ちゃんと具体的に名詞でいってほしいわ!」
「いいじゃないか。イシンデンツウで通じ合うのだから。麗しい夫婦愛じゃないか」
「まったく! それは、「以心伝心」でしょ!」
「ほら、また通じた!」
お邪魔虫
女A 「みんなでケーキを作っている時ね、Xさんたら、いつも邪魔をしてキッチンを使わせないようにするのよね。あれじゃ、ケーキをつくるどころじゃなくて、イッチモサッチモいかないわ!」
女B 「あら、Aさん。それは、「にっちもさっちも」ですよね!」
日本レストランで
「あなた、今晩は寒いから、何かからだの温まるものを飲みたいわ」
「そうだね。それでは、日本酒でもいただこうか」
「わたしも、そう思っていたわ。マスター、それではオカンを2本ください」
店主 「オカンですか? オカンは、うちには置いてないのですが・・・。まあ、何をおっしゃりたいのかわかりますがね」
「オカンは棺桶だろう! 「熱燗」というんだよ!」
「あら、そうだったかしら?」
年末のあいさつ
友人A 「今年はもう会えないと思うけど、オシアワセニ!」
友人B 「ええ、それどういうこと?」
友人A 「わかってないな。ドイツ語で「フィール グリュック(Viel Glück)」というじゃない。だから、「お幸せに」だろう!」
友人B 「そりゃ、そうだけどさ。ことばには、コンテクストというものがあるよね。今は年末なんだから、そういう時は「良いお年を」というのじゃないの。普通は」
友人A 「そうかな?」
お正月
「あなた、新年おめでとうございます。今年もよろしくね。せっかくだから、オソトでも飲みましょうよ」
「オソト? オソトってなんだい?」
「オソトよ! オソトも知らないの。あなたの日本語もたいしたことないわね」
「えー??? (数秒後)それは、「お屠蘇」のことか?」
結婚祝い
「このデパート、何か品数が減ったわね」
「そうだね。青のタマネギ模様の瀬戸物は、もっといろいろあったよな」
「この、深い鉢はどうかしら」
「いや。こっちのカップを2つでどうだい。オトメ茶碗じゃないけど、オトメカップだ」
「オトメ茶碗??? ばかね。何いってんのよ。あなたの日本語も、大したことないわね。「夫婦茶碗」っていうのよ。それは!」
節分
「今日は節分よ、あなた。うちに大豆があるから、豆まきでもしましょうよ。鬼はウチ! 福はソト! 鬼はウチ! 福はソト!」
「止めろ! 止めてくれ! うちに不幸が来てしまう!」

鬼
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