ロゴベルリン@対話工房
Google   www を検索 taiwakobo.de を検索
2017年3月29日掲載 − 脱原発・自然エネルギー − エネルギー選択宣言 − 6章 何を買うかで、エネルギーの利用を選択している
地元産を買う

ぼくは、食料品はできるだけ地元産を買うようにしています。輸入品よりも、地元産の食料品のほうが高いかもしれません。でもそのほうが質もよく、おいしい。それは、遠方から輸送されてくる野菜やくだものが輸送期間を考えて、まだ熟さない状態で早く収穫されるからです。太陽のエネルギーを十分に吸収していません。


長い時間を経て消費地に届けられた食料品に比べると、地元産のものは取り立てです。新鮮で、太陽の光によって十分に熟したものを食べる。それは、健康にとってもいいと思います。栄養分豊富なおいしいものを食べると満足感があります。その分、食べ過ぎの防止にもなります。


ミネラルウォーターにも、同じことがいえます。遠方からきたミネラルウォーターは、水が新鮮ではありません。輸送時間を考え、水が腐敗しないように薬品が入っていることもあります。


安い物をたくさん食べて満足する。あるいは、高くてもおいしい物は少量でも満足できる。その時、どちらが安く上がるのでしょうか。そして、満足感と価格の関係は適切でしょうか。ぼくは消費者であっても、少し経済学者になった気分で商品の価格と効果を比較しながら選択してみてはどうかと思います。


労働力の安い地で生産された輸入品は、確かに安い。しかし品物の価格ばかりでなく、生産地における環境や労働条件はどうなのでしょうか。生産地の労働者は、ぼくたち買い手の暮らす社会と同じ環境と労働条件で働き、生活しているのでしょうか。


生産地では環境や労働条件を無視して安い賃金で過酷な労働をさせられているから、消費者であるぼくたちが安い商品を買うことができるのではないでしょうか。生産地では燃料も安く、省エネもせずに燃料が過剰に浪費されています。安いことには、必ずその理由があります。


ぼくは消費者として、エネルギー消費の問題ばかりでなく、こうした社会的な問題についても目を向けたいと思います。世界中の市民ができるだけ同じ条件で働き、共に生きていけるように連帯したいものです。


(2017年3月29日掲載)

前の項へ←←      →→次の項へ        →目次へ
         このページのトップへ