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夜間、電気を使わないようにするには

前項で述べたように、スタンバイ機能のために、家電製品のスイッチを切っても電気を消費している家電製品が増えました。平型テレビ、電話、ファックスなどが、夜間使わなくても電気を使っています。スタンバイ機能を夜間に完全にオフにするには、家電製品に通電しないようにするしかありません。そのため、コンセントに差し込んで電源をオフにできるプラグが市販されています。コンセントに差し込めば、自動的に電源をオン/オフにできるタイマー付きのプラグもあります。スイングプラグ電源タップであれば、複数の家電製品の電源をまとめてオフにすることができます。


携帯電話、スマートフォン、ノートブックパソコン、タブレット型パソコンなど蓄電池式の家電製品では、夜間に充電するのは避けたいと思います。夜間に充電すれば、原子力で発電された電力を蓄電します。


家電製品の電源を夜間完全にオフにし、携帯電話やパソコンの充電を夜間に行なわないだけで、ベースロード電力の需要が減ります。消費者が消費する電力は消費電力全体の半分にもなりません。でもぼくたち消費者がそれを徹底すると、それだけでも原子炉が数基不要になると思います。


(2017年3月23日掲載)

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