2015年11月05日掲載 − HOME − 放射線防護 − 記事
国道6号線を行く(2)
楢葉町:

楢葉町では、今年の9月5日0時を持って帰還が解除された。年間線量が20ミリシーベルトを超えることはないと判断されたからだ。


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商店街

仮設店舗の入る「ここなら商店街」は、1年ほど前にオープンした。

仮設店舗

コンテナを組み合わせたような仮設店舗には、スーパー2店舗と食堂2店舗が入っている。

食堂

食堂の一つ「武ちゃん食堂」には、開店祝いが寄せられていた。

カフェ

仮説店舗の前には、移動式のカフェも営業していた。地元女性の起業によるものだ。

汚染土袋

中学校の下にある坂道には、汚染土の入った黒い袋が並んでいた。

この袋の脇に生息していたイシクラゲからは、700Bq/kg超のセシウム134と3000Bq/kg超のセシウム137が検出された。

中学校

中学校の校舎は、新築かと思われるくらいに修復されていた。

学校脇の歩道に生えていたコケからは、5700Bq/kg超のセシウム134と23000Bq/kg超のセシウム137が検出された。

民家

学校横の民家では、まだ人が帰っている気配はなかった。

自動車

ガレージに入ったままの自動車も、ホコリまみれだった。

自転車

集合住宅にも、自転車が放置されたままだった。

この近くで摂取した土からは、120Bq/kg超のセシウム134と500Bq/kg弱のセシウム137が検出された。

防犯旗

警察の防犯パトロール中という旗だけが、やたらピカピカしていた。

沿岸

沿岸地帯はまだ復旧作業が行われていた。前方に見えるのは、火力発電所だ。

仮説保管所

汚染ガレキと汚染土の大きな仮説の保管場もあった。

作業員宿舎

交付金で建てた保養施設の横には、大きな原発作業員用の仮説宿舎があった。

コンビニ

コンビニが今年1月末にオープンした。事故原発に一番近いコンビニということで、原発作業員や除染作業員がたくさん買いにくるという。

(2015年11月05日、まさお)

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