1989年11月中頃に訪れた西ベルリンは、ベルリンの壁が崩壊してすでに1週間が経っていた。それでも、西ベルリンの中心街、クーダムの周辺は、人、人、人であった。(J・O)
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ヴィルヘルム記念教会のあるブライトシャイト広場と、その周辺のクーダム、ランケ通りの辺り。 四方八方、人、人、人、人。。。。。 |
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目に入るものは、何もかも新鮮だ。 |
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最初は、集団行動で。 |
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西ベルリンで食べるソーセージの味は? 後ろには、「歓迎」という文字。 |
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あちこちに、仮設のインビスが出ていた。多くは、炊き出しのように、無料サービスだった。 |
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あるスーパーマーケットチェーンは、無料で記念品を配布。 |
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記念品をもらおうと集まる人たち。 |
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まず目にとまるのは、西側の自動車。 |
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宝石や高級時計も気にかかる。 |
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でも、まずは電気製品か。 |
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さて、何か忘れたことは? |
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一攫千金、富くじも。 |
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一人当たり100マルクの歓迎金の支給を受けるため、仮設の銀行窓口に集まる人々。 |
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クーダムでは、東独の車が数珠つなぎのように並んでいた。 |
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東独車ヴァルトブルクも堂々と駐車。 Tナンバーだから、ベルリンから車で5,6
時間(当時)かかるカールマルクスシュタット(現在のケミニッツ)からか。 |
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ゴー、ゴー、トラビー! 東独の象徴”トラバント”がクーダムを颯爽と走る。 |
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二人の若者の笑顔が、何とも忘れられない。 |
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