1989年9月3日に東ベルリンで行われたマラソン大会の様子を撮った写真です。
この1週間後の9月10日から11日にかけて、ハンガリーがオーストリアとの国境を開けます。それとともに、東ドイツ市民がたくさん、国を捨てて逃亡します。その点で、とても変動の時期にあったマラソン大会だったともいえます。
ぼくは、何か反体制的なことが起こるのではないかとも思っていました。しかし、とてもなごやかで、家族的で、例年通りの大会だったと思います。ただ、沿道の観衆が少なかったのは事実です。何か監視があった可能性もあります。
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