(東)ベルリンでは、1989年5月12日から5月14日の3日間、5年毎に開催される東ドイツの青年組織「自由ドイツ青年団(FDJ)」による若者の集会が行われました。
写真は、その時の初日に若者がアレキサンダー広場周辺を行進した時の写真です。
1989年に入ると、東欧諸国で民主化の動きが活発になりました。東ドイツにおいても、東欧経由で西側に逃れようとする市民が次第に増えはじめます。
若者の集会はいずれにせよ、当局のプロパガンダ色の強いものです。その催し物において、若者たちがどう反応するのか。ぼくには関心がありました。
ただぼくが見た限りでは、一部の若者が警官に取り調べを受ける以外、これといった衝突はありませんでした。 |