そうです。
エネルギーは、発電して電気として使うばかりでなく、熱に換えて給湯や暖房に使います。さらに、エネルギーは自動車などを動かすための動力燃料としても必要になります。これらエネルギーを必要とするもののために、総合的にエネルギーの利用について考える必要があります。
再生可能エネルギーにはこれまで見てきたように、太陽の光と熱、風、水、植物から得られるバイオマスやバイオガスがあります。
それぞれをエネルギー源として利用するには、いいところと使いにくいところがあります。
たとえば、太陽が照らないと発電できません。風もないと発電できません。
それをうまく組み合わせれば、エネルギーの供給をより効率よく安定させることができます。そして、再生可能エネルギーでエネルギーの安定供給を実現するシステムを開発することに、技術的なイノベーションをもたらす効果もあります。
日本では、エネルギーを発電に利用するということに固執しすぎていると思います。エネルギーは電気だけではないことをしっかりとわかってほしいと思います。
再生可能エネルギーのそれぞれをどう組み合わせていくかについては、これから徐々に説明していきたいと思います。
(2018年4月04日記載、2018年7月09日エネルギー選択
宣言ブログから移転)
前の項へ←← →→次の項へ →一覧へ
|