2019年3月27日掲載 − 再エネいろは
電気を使わないために、自然を有効に利用できないのだろうか?
再生可能エネルギーQ&A

日本語には、「風通しをよくする」という表現があります。


これは、窓を開けるなどして部屋に風が入って、その風が吹き抜けるようにするということです。それによって、部屋が涼しくなります。そのためには、部屋に窓が最低2つないといけません。さらに、窓が対角線上に設置されていなければなりません。


安全を考えると、窓を開けっ放しにしておくのは危険です。窓は横方向に開けるだけではなく、縦方向にも開けることができて、窓の上に吸気口のような開いた空間ができるようなものだと便利で、安全です。


ドイツの窓は、その2つの方法で開けることが標準になっています。日本でも、そういう窓が普及してほしいと思います。


とても暑い日に、京都にいったことがあります。その時タクシーの運転手さんから、京都の昔ながらの家は間口が狭くて奥行きが深いので暑苦しいように思うかもしれないが、まっすぐに建てられ、とても風通しよくできているということを聞いたことがあります。


これも、風の入口と出口を対角線上につくれば、家全体の風通しがよくなるという生活の知恵だと思います。


同じことが、都市造りにもいえます。都市の風通しをよくすることを考えます。


そのためには、道路をできるだけ直線にして、道路が格子状に交差するようにします。道路をできるだけ幅広くすることも大切です。


道路の風通しをよくするためには、さらに建物の高さも風の邪魔にならないように配慮しなければなりません。いくら道路が直線でも、高い建物がぎっしりつまっていては、風の抜け道がありません。


都市に川があれば、川も都市の風通しをよくする効果をもたらしてくれます。そのためには、川の両側に建物をぎっしり建てないなど規制することも必要です。


こうした工夫で、電気を使わないで夏の暑さをしのぎます。


(2019年3月27日)

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