28日、ドイツ北西部北海沿岸のホークジールで、オフショア(洋上)風力発電の実証機が運転を開始した。
実証機は、陸地から400メートルほどしか離れていない浅瀬(深さは最高8メートル程度)に設置された。
来年春から、100キロメートル沖合に80基設置されるドイツ初のオフショア・ウィンドパークに設置されるものと同種のもの。
本格的な工事が開始される前に、浅瀬(ニアショア)において、基礎を含めて風力発電機それぞれのコンポーネントを試験的に使用して、洋上の実際の条件下で各コンポーネントがどのように機能するかを観察、把握することを目的としている。
発電機は5MWと、現在の最大出力を誇り、風車のプロペラの直径は122メートルとなっている。(福本)
(2008年10月28日) |