2019年5月18日掲載 − 再生可能エネルギー
電動キックボードの規制法規が成立

パリやヴィーン(ウィーン)、マドリッドなど、ヨーロッパの大都市では電動キックボード(キックスクーター)が人気になっている。


ドイツでも(2019年)5月17日、電動キックボードの使用を許可するほか、規制するための法規が成立した。


電動キックボード
電動キックボードに試乗してみせるブレシンさん

それによると、電動キックボードは歩道での走行は禁止される。利用できるのは、自転車専用道路と公道だけとなる。利用できるのは14歳以上で、最高速度は時速20キロメートルまでに制限される。


ヘルメットの着用は、義務付けられない。


車両扱いで、自転車と違い、電車や地下鉄などの公共交通へ持ち込みはできない。


ドイツでは、電動キックボードのシェアリングサービスを提供するスタートアップが、すでに何社も誕生している。各地で、10社くらいがサービスを提供する模様だ。


そのうちの一つベルリンのティーア(動物の意)・モビリティ社の創業者ブレシンさんによると、今後使用許可を得て、ベルリンの拠点に電動キックボードを配車するという。配車する台数には、制限は設けられていない。同社は、すでにヨーロッパ10カ国、20都市で電動キックボードのシェアリングサービスを提供している。


電動キックボード
電動キックボードのQRコード

アプリをスマートフォンにインストロールして、電動キックボードにあるQRコードをスキャンすれば、すぐに利用できる。


ベルリンなど大都市では、今後1万台くらいのシェアリング電動キックボードが登場する見込みという。ブレシンさんは夜間に電動キックボードを回収するとするが、それまで、路上の至る所にたくさんの電動キックボードが放置されたままになる可能性もある。


シェアリングサービスで利用する場合、電動キックボードを集中的に利用することから、電動キックボードの寿命は1-2カ月程度といわれる。今後の普及度によっては、使えなくなった電動キックボードの廃車が多量に排出される心配もある。


こうした問題も、今後しっかり規制しなければならない。


(2019年5月18日)
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