2026年8月20日掲載 − HOME − 再エネ一覧 − 記事
再エネを効率よく利用するアイディアと工夫

技術開発というのは、単に最新技術を開発するだけではない。既存の技術をいかに効率よく利用するかのアイディアと工夫の知恵比べでもある。


特に自然エネルギーである再生可能エネルギーを利用して社会をオール電化するには、最新の新しい技術ばかりでなく、身の回りの環境において再生可能エネルギーをいかに効率よく利用するかも問われる。


ベルリンにある再生可能エネルギーの技術開発や促進に関わる企業や機関の集まるベルリン再生可能エネルギーキャンパス(EUREF Campus Berlin)の敷地内には、再エネをいかに効率よく利用するかのアイディアが試験的に設置され、それぞれが実際に実用的なのか、効果があるのかなどが分析されている。


その事例を以下に紹介しておきたい。


道路の角にはよく、車が右折ないし左折する時に歩道に入り込まないようにブロックが設置されている。そのブロックに太陽電池を巻き付ければ、小さなソーラーパネルになる。


ダリウル型風車など小型風車の実用化が進められてきた。しかし、小型風車では風車が回転する時に発生する騒音が問題となる。その騒音を最小限にするため、風の強い位置に小型風車を設置するのではなく、路上など風がそれほど強くならないところに設置すれば、騒音を抑えることができる。


ただその場合、風車で歩行者が負傷しないように安全性も考慮しなければならない。


電気自動車の普及には、充電の可能性を広い地域に渡って満遍なく設置するのが重要なポイントになる。


その一つの可能性は、既存の街灯を充電スポットにすることだ。ただ街灯の充電スポットでは、急速充電はスピーチの問題から不可能。急速充電の必要ないところに街灯充電スポットを設置する必要がある。


自宅のカーポートの屋根にソーラーパネルを設置するのは、すでによく見られる。都市の中心においては、ビルの前などに大きな屋根を設置してそこにソーラーパネルを設置してカーポートにすることもできる。

そうすれば少し斬新なデザインのカーポートになるほか、ソーラーパネルで影ができるので、都市を冷やす効果も期待できる。


再エネを効率よく利用するには、その他にもいろいろ可能性があると思う。そのためには、ちょっとした簡単なアイディアを考え出すだけの創造性が問われているともいえる。


(2026年8月20日)
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関連リンク:
ベルリン再生可能エネルギーキャンパス(EUREF Campus Berlin)(ドイツ語)
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