ドイツ南部ミュンヒェンの近郊にあったダッハウ強制収容所は、住宅街のすぐ横にありました。収容所横には、親衛隊(SS)の拠点も設置され、収容所自体が大きな施設でした。
そこで問題になったのは、周辺の住民が強制収容所で何が起こっているのか知っていたかどうかです。見て黙認していた可能性が高いのです。
強制収容所から逃亡した囚人を匿っていた住民もいたことがわかっています。でも住民の大半は、黙認していたと見られます。それが戦後、大きな問題になりました。
写真は、1986年か1987年に撮影したものです。
写真をクリックすると、インスタグラムの投稿が開きますので、そこに写真の説明があります。 |