2018年7月掲載 − HOME − 再エネ一覧 − 記事
ドイツ、2連続で京都議定書をクリア
(2008年11月28日)

28日、ドイツ環境省は、2007年の温室効果ガスの排出量が90年比でマイナス22.4%だったと発表した。


それに伴い、ドイツは2008年から2012年の間の平均で温室効果ガスの排出量を90年比で21%削減すべきとする京都議定書の義務をすでに達成していることになる。


2006年もマイナス21.3%と、ドイツは2年連続京都議定書で義務付けられた削減量を上回った。


ただ、ガブリエル環境大臣は、2007年の冬が比較的暖かかったことも、いい影響をもたらしたとしている。


来月1日からはポーランドのポズナニで、2012年以降のポスト京都議定書について審議する国連気候変動枠組条約締約国会議(COP14)が開催されるだけに、COP14直前に『環境国?』ドイツの削減努力を世界に誇示する意味もあったのではないかと見られる。


(2008年11月28日)
記事一覧へ
この記事をシェア、ブックマークする
このページのトップへ