23日、24日の両日、マドリッドで開催されていた準備会議において、準備会議に参加していた51ヵ国は、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の設立条約文について合意。来年1年26日、ドイツのボンで開かれる会議で、条約が調印されることになった。
機関は、実際には来年中頃から活動を開始する予定で、それまでに機関の所在地、組織などが決定される模様。
所在地としては、ドイツのボン、スペインのマドリッドなどが候補になっている。
まず、50ヵ国ほどの参加が見込まれている。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の設置は、ドイツを中心に、スペイン、デンマークなどが積極的に支援してきた。
機関は、再生可能エネルギーの普及に努めるほか、大手エネルギー会社寄りとなっている国際エネルギー機関(IEA)に対抗する機関となることも期待されている。(福本)
(2008年10月26日) |