2018年11月06日掲載 − 脱原発
ドイツの廃炉

ドイツでは、廃炉しなければならない原子力施設が110基あり、多くはすでに廃炉を終えたか、廃炉中だ。


なぜ廃炉対象が110基もあるかというと、発電するための商業炉ばかりでなく、研究炉や実証試験のために設置された実証炉などがあるからだ。その他、建設を開始したが、実際には技術的にうまくいかず、開発に失敗したものなどがある。その中には、臨界してないものもある。


発電目的で建設された原子炉は実証炉も含め、37基ある。そのうち7基はまだ稼働中で、3基が停止されたが、まだ廃炉工事に入っていない。


また、実証炉の中にはすでに廃炉が完了したものが3基あり、跡地が緑地化されたものもある。小型の商業炉だが、廃炉を中止してテクノロジーセンター化するために工事を変更したものも1基ある。


ドイツではこれまで廃炉の方式として、(1)安全貯蔵と(2)即時解体の2つの方法が採用されてきた。しかし、最終処分に向けた道筋が2016年に確定した時、廃炉を即時解体に一本化することが決まった。


次回から、廃炉の方式である安全貯蔵と即時解体について説明することにする。


(2018年11月06日)


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