2019年8月03日掲載 − 再生可能エネルギー
急速充電器がでてきたものの

上の写真は、電気自動車用の急速充電器だ。


充電器には左から、43kW/AC/400V/63A、50kW/DC/500V/120A/CHAdeMO、50kW/DC/500V/125A/CCSとある。


でも、素人には何のことかわからない。


調べてみると、写真の充電器では3つのタイプで充電が可能になっていることがわかる。


充電器では左から、Mennekes(メネケス) Type 2、チャデモ、CCS(コンボ2)の規格にしたがって充電できる。


ACは交流、DCは直流で充電するが、充電器では直流でしか蓄電されない。また公共の配電網では、交流しか流れていない。だから、交流で充電する場合は、自動車内で直流に換える。直流で充電する場合は、充電器内で交流を直流に換えている。


kWは充電器の最大出力を示し、Vは電圧、Aはアンペアを示す。これが、充電の速さを示す要因となる。


ドイツを含むヨーロッパにおいては、普通充電はType 2が標準で、急速充電はCCSが標準。チャデモは日本規格だが、写真のようにドイツでも日本車が充電できるようになっている。


Type 2はどの電気自動車でもこれで充電できるが、チェデモとCCSは、電気自動車がそのために装備されていなければ、充電できない。その他テスラ車用には、テスラ社が独自のスーパーチャージャーを設置している。


ドイツでは、写真のようなType 2の急速充電器はまだまれなようだ。だが、CCSは2300カ所、チェデモは1700カ所にあるという。


充電の時間は、蓄電池の容量にもよるが、急速充電器を使えば、30分から1時間で充電できるようだ。


だが、充電方法がこんなにいろいろあっては、素人にはよくわからない。電気自動車を買いたいと思っても、買う前に戸惑ってしまうのは間違いない。


電気自動車の普及前から、充電方法を統一しないと後で問題になると心配されていた。だがこの写真を見る限り、現実の問題となってしまったようだ。


自由競争なので、各社が独自の技術を市場に出すのは当然のことだ。でもユーザーに対するやさしさも考えないと、何のための技術なのかわからない。


もちろん、一旦使って普及してしまえば問題はなくなる。でも新しい技術には、まず躊躇することが多い。普及させることを考えると、躊躇を乗り越えるための配慮が必要だったのだが。。。


(2019年8月03日)
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