2019年8月31日掲載 − 再生可能エネルギー
電動アシストカーゴバイク

地球温暖化が進む中、ドイツでは今、大都市でいかに自動車を減らしていくかが重要な課題となっている。


地球温暖化の原因となっている二酸化炭素。気候変動対策の一つとして、自動車から排出される二酸化炭素を削減したい。そのためには、大都市から自動車を減らすしかない。


その対策の一つとして、ドイツの首都ベルリンで自転車を優遇する措置がはじまっていることは、すでにこのサイトでも取り上げた。


大都市で自動車を減らす一つの方法として注目され出したのが、自転車と荷車を組み合わせたカーゴバイクだ。


アンネ・ペルツァーさんは、元々出版社の編集者。辞書などの編集をしていた。


アンネさんが、家族と一緒にデンマークで休暇中の時だった。デンマークで荷車付き自転車が多いのにびっくり。これは環境にいいと、ドイツでも普及させたいと思った。


だたアンケさんの住むシュツットガルトは、たいへん坂の多い街。それなら、荷車付き自転車を電動化すればいい。


思いついたらすぐにと、電動アシストカーゴバイクの組み立てと販売を開始する。そのために、HYGGELIG(ヒゲリッチ)社も設立した。「ヒゲリッチ」とは、デンマーク語で「快適」という意味だ。


電動アシストカーゴバイクを試乗した人たちは、「坂道でもまったく問題なく上がることができた」といっていた。


アンケさんは、「大工さん、ペンキ屋さんなど職人さんは、渋滞する大都市でわざわざ自動車を使う必要はない。カーゴバイクで十分なはずだ」という。そういう業界が、アンネさんのビジネス・ターゲッドでもある。


自動車中心の街つくりをしてきた大都市だけに、「これからはもっと自転車にやさしい街づくりをしなければならない」ともいう。


なおドイツでは、ドイツ郵便や宅配業者において宅急便の配達にカーゴバイクを試験的に導入する動きも出てきている。


(2019年8月31日)
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