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ストリートサッカー・ワールドカップ:
出場チーム


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カッコ内のアルファベットは予選リーグのグループを示します。

アフガニスタン/カブール
Learn & Play: Street Football Future (C)

FIFAのコーチ、ホルガー・オーバーマンとアフガニスタンの元代表チームのメンバー、アリ・アスカル・ラリが2003年にはじめたプロジェクトで、アフガニスタンの青少年が抑圧された時代から新しい平和な社会へ入っていく過渡期のためのサポートを行なっている。現在、約800人の青少年(女性もふ含めて!)が参加。また、コンピュータや英語のコースも提供されている。

アルゼンチン/ブエノスアイレス
Defensores del Chaco (D)

元アルゼンチンのプロサッカー選手、ファビアン・フェラーロがブエノスアイレスの郊外で、ストリートサッカー・リーグの開始を呼びかけて1994年にはじめたもの。プロジェクトでは、この間に文化センターが設置され、センターでは約1200人のこどもたちや青少年がサッカーをしたり、演劇コースや音楽コースに参加している。

イギリス/ロンドン
Street League (A)

ホームレスや元麻薬常習者のために、2001年からストリート・リーグと命名されたストリートサッカー・リーグが行なわれている。リーグには、イギリス全体ですでに約40チームが参加しており、プロジェクトのコンセプトは現在、スコットランドやトルコにも”輸出”されているところ。選手たちはトレーニングへの熱心さや規律正しさによってポイントを集めることができ、集めたポイントに応じて洋服を購入したり、職業教育やコンピュータコースに参加することができる。

イスラエル・パレスチナ/テルアビブ
Peres Center for Peace (A)

ノーベル平和賞を授賞したシモン・ペレスによって1996年に設置された施設で、スポーツや文化、教育によってイスラエル人とパレスチナ人の友好関係を築き上げることを目的としている。なおこのプロジェクトの枠内でサッカーを行なっているピースチームは、イスラエルのフットサル・サッカー(室内サッカー)一次リーグで活躍している。

ガーナ/アクラ
Play Soccer (D)(入国できず)

ザンビア、マラウィ、南アフリカ、セネガル、中国を中心にアフリカ、東南アジアで活動するPlay Soccerという組織のプロジェクト。組織の本部は米国プリンストンにある。

ガーナチームのプロジェクトでは、サッカーの規則や技術が教えられているほか、保健教育や社会教育も行なわれている、読み書きのできない青少年は、読み書きコースに参加することもできる。

ケニア/ナイロビ
Mathare Yourth Sports Association (MYSA) (C)

16か所のスラム街から約1万7000人の青少年がプロジェクトに参加している。プロジェクトはサッカーばかりでなく、環境問題に中心を置き、青少年たちはごみの収集、道路の清掃、排水路の建設などを活発に行なっている。また、サッカーの審判、トレーナーのためのコースがあるほか、教育プログラム、文化プログラムも用意されている。

プロジェクトは2003年と2004年に、ノーベル平和賞の候補にもなった。

コスタリカ/サンホセ
Vive Fútbol (B)

コスタリカのサンホセにあるロスハチロス地区では、こどもの強制労働、犯罪、アルコール中毒、麻薬中毒が日常茶飯事となっている。この地区の路上でサッカーをして遊ぶこどもや青少年に、サッカーチームに入ってプレーする機会を提供している。プロジェクトでは、サッカーのほかに親と一緒にカウンセリングを受ける機会も設けられている。

コロンビア/ボゴタ
Fútbol por la Paz (B)

1994年サッカーワールドカップ米国大会後に射殺されたコロンビア代表チームのアンドレス・エスコバル選手事件をきっかけに、ドイツ人ユルゲン・グリースベックによって開始されたプロジェクト「平和のためのサッカー」のひとつ。プロジェクトはその後、コロンビアの各地で実現している。

セネガル/ダカール
Diambars (C)

ティエリ・アンリ、パトリック・ビエラ、ベルナード・ラマなどのプロサッカー選手が設立したプロジェクトで、ホームレスのこどもや孤児に学校教育を受けることができるようにすると同時に、サッカーの新しいタレントを発掘することを目的としている。

プロジェクトでは、こうした現役や元プロ選手のコーチも受けることができる。

チリ/サンチアゴ・デ・チリ
CHIGOL (D)

貧民街サンチアゴ・デ・チリでのプロジェクトで、サッカーを通して貧民街に暮らすこどもや青少年と接触する可能性を設け、それによってこどもや青少年の更正を目指している。プロジェクトでは、こうした社会的な問題を解決するばかりでなく、路上の街灯を設置するなど、貧民街の整備にも貢献している。

ドイツ/ベルリン
fx united (A)

ベルリンの壁によって東西に分割されていたフリードリヒスハイン地区(東)とトルコ人の多いクロイツベルク地区(西)のチーム。これらの地区で活発に社会活動を行なっている青少年のチームで、サッカーのトレーニングのほか、英語コースも提供され、イギリスのStreet League(ストリート・リーグ)とも交流している。

ドイツ/ポツダム
Straßenfußball für Toleranz (C)

「極右グループに対して共同でキック」をモットーに、2000年に設置された。青少年たちは市民運動の形で外国人の統合のために積極的に活動している。「寛容のためのストリートサッカー」プロジェクトのモデルプロジェクトで、その後、このプロジェクトのアイディアはドイツ各地で実現されている。

トルコ/アンカラ
Sokak Ligi (A)

イギリスのStreet Leagueをモデルに実施されているプロジェクトで、6つの都市で14歳から18歳の青少年がプロのサッカーコーチから指導を受け、定期的に試合を行なっている。プロジェクトでは、ソーシャルワーカーと青少年指導員が選手たちの人格形成状況を観察しながら指導している。

なおプロジェクトは、在トルコ英国領事館と英国国際教育文化協会によって指導されている。

ナイジェリア/ラゴス
Search & Groom (C)(入国できず)

ナイジェリアではほとんどの青少年がサッカーを楽しんでいることから、サッカーを通して青少年にエイズ問題に関する啓蒙活動を行なうことを目的に、2003年に設置された。プロジェクトでは、ナイジェリアのプロサッカー選手の支援を受け、トレーニングキャンプやワークショップ、ストリートサッカー・リーグを開催している。

ノルウェー/オスロ
Streetfootball Norway (A)

サッカーと音楽を組み合わせて、サッカーによるパーフォーマンスを行なっている。暴力など青少年問題が大きな社会問題となっていた地区で、ノルウェーのサッカー協会の支援を受けて2004年に開始された。

パラグアイ/アサンシオン
Centro para el Desarrollo de la Inteligencia (CDI) (B)

スポーツをしたり、教育を受けるチャンスのないこどもや青少年を対象に、サッカーを教えている。6歳以上の少年少女が参加できる。サッカー・プロジェクトの中心になっているのは、パラグアイの有名なサッカー・実況アナウンサー、ルイス・フェルナンド・ラミレス。

バルカン/ベルグラード・スコーピエ
Football Friends Balkan (B)

ユーゴ崩壊に伴う戦禍に苦しんだ青少年に希望を与えるため、ベルグラードにあるFootball Friends Balkan財団がセルビア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナで行なっているプロジェクト。社会的に底辺層で暮らす青少年、難民やシンティ・ロマの青少年を対象としている。

ブラジル/サンパウロ・マランハオ>
Fundação Eprocad / Projeto Jovem Cidadão (D)

ブラジルから参加するチームは、サンパウロ郊外でサッカーを通して青少年の更正を行なっているプロジェクトと、ブラジル北東部の9つの都市で貧民街で生活する青少年にサッカー、教育、文化を提供しているプロジェクトの混成チームである。

米国/アトランタ
Soccer in the Streets (B)

ヒスパノアメリカ系、アフロアメリカ系青少年を対象に、サッカーを通して教育を受ける機会を提供することを目的に、1989年にジョージア州で開始された。現在22の都市で実施され、「麻薬なし、暴力なし、サッカーだけ」をモットーに活動している。活動の中心は、サッカーのできる小さな場所を設けることと、提供される教育コースに関する情報を提供する「サッカーバス」である。

ペルー/リマ
Escuelas Deporte y Vida (B)

「スポーツと生活のための学校」と命名されているプロジェクトでは、底辺層に暮らすこどもたち、青少年に勉強する意欲を持たせることを目的としている。プロジェクトに参加するチューターがこどもたちが宿題をする手助けをするほか、カウンセリングや食糧の提供、文化プログラムなどが行なわれている。

プロジェクトには、全国で約1200人が参加し、最近ではストリートサッカー・リーグも設置された。

ポーランド/ポツナン
SASI Barka (A)

2003年から行なわれているホームレスのためのサッカーワールドカップを紹介するために、招待された特別ゲスト。チームは2002年にポツナンで生まれた。2005年にエジンバラで行なわれたホームレス・サッカーワールドカップでは、第2位となった。

プロジェクトでは、今後ポーランドでストリートサッカー・リーグを組織する予定。

ボリビア/サンタクルーズ
Centro Cultural San Isidro (D)

ボリビア第2の都市サンタクルーズの文化センターはサッカーを中心にいろいろな文化活動を行なっている。文化センターが行なっているストリートサッカー大会では、各チームに最低1人少女が参加しなければならない。その他スポーツでは、マラソン大会も開催している。

南アフリカ/プレトリア
KickAIDS (C)

ドイツの発展途上国を支援する機関であるドイツ技術協力協会の支援によって、2004年はじめに開始されたプロジェクトで、サッカーを通して6歳から18歳のこどもと青少年を対象にエイズに関する啓蒙活動を行なっている。

ルワンダ/キガリ
Espérance: Football pour la Paix (D)

「希望」と命名されているプロジェクトは、10年以上も内戦が続いた同国でお互いに殺し合ってきたツチ族とフツ族の和解を図ることを目的としている。プロジェクトでは、少年少女が一緒にサッカーを楽しむことによって、残酷な過去を乗り越える手助けになればと考えられている。

なおプロジェクトは、隣接するコンゴ民主共和国、ウガンダ、ブルンジにまで広がっている。

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