太陽光発電するソーラーパネルの販売価格が、毎年下がっています。一般家庭の屋根にソーラーパネルを設置するのは、もうそれほどお金のかかることではありません。ベランダの腰壁に設置できるソラーパネルも市販されています。
屋根の瓦に太陽電池を埋め込んだものも出ています。将来、ソーラーパネルに埋め込まれた窓ガラスも、手頃な値段で買えるようになると思います。
家庭用の蓄電池もすでに市販され、その価格も毎年下がってきています。今後は、ソラーパネルを購入する時に、蓄電池とセットで買うようにするのがいいと思います。
そうすれば、自宅で必要な電気はそれで十分カバーできるようになります。自家発電、自家消費できるようになるということです。余った電気を蓄電池から売って、収益を得ることもできるようにもなります。
あるいは、電気自動車を持っておれば、その蓄電池を自宅の蓄電池として使うこともできるようになります。
各家庭にある蓄電池をネットワーク化させて地域の蓄電池とすれば、地域に電気を安定供給することも可能になります。
同じことが集合住宅でも可能で、集合住宅に住む住民が共同でソーラーパネルと蓄電池を購入して、共同で自家発電、自家消費、電気販売を行います。ドイツでは、すでにそうしたケースが増える傾向にあります。
将来、ソーラーパネルがこういう形で普及すれば、住民が発電事業者となる時代もそう遠いことではありません。
(2018年5月10日記載、2018年7月09日エネルギー選択
宣言ブログから移転)
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