まず一つの方法は、自分の家の屋根にソーラーパネルを設置して、自家発電、自家消費することです。それについては、エネルギー選択宣言ブログに「自家発電、自家消費のすすめ」という記事を書いたことがあります。
持ち家ではなく、集合住宅に住んでいる場合は、集合住宅の屋根に住民と共同でソーラーパネルを設置します。これについても、エネルギー選択宣言ブログに「これからは、住民が発電事業者だ」という記事を書いたことがあります。
住民が、発電事業者になるということです。
ドイツ南西部シュツットガルトに住むぼくの友人は、自宅の屋根に発電用のソーラーパネルとお湯供給用のソーラーコレクターを設置しました。発電された電気は、すべて固定価格買取制度(FIT)で買い取ってもらっています。それに対してお湯は、自宅で使います。
この友人の場合、自宅で必要な電気は小売事業者に供給してもらっています。でもFIT制度で得られる収入のほうが、いつも電気に支払う負担を上回ります。
同じような事例を、ドイツ北西部で福島県の高校生とともに訪問したのを、本サイトの「自家発・自家消費へ」で報告しました。
自家発電した電気を自宅で消費しても、余剰電力を売電すれば収入が得られます。安定供給に不安であれば、自宅に蓄電池を設置することもできます。個人用の蓄電池の価格も、需要の増加とともにかなり下がってきました。
ソーラーパネル自体の価格も、かなり下がってきています。
自家発電、自家消費は今後、益々増えていきます。一旦それに火がつくと、もう止めようがないと思います。
(2019年2月20日)
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