メールのやりとり締めくくり

 メールのやり取りは、以下のメールで終わりになりました。まさお(2017年5月19日)

 読者B:Aさんは私のような素人の話も聞いて下さってありがたいことです。日本のある大学では私のような者が教授の間違いなどを指摘すると、「失礼な人間」ということになりました。私は個人的に呼び出されて「学生の前で教授の間違いは指摘しないこと」、などという注意を受けたことがあります。(一方、私の経験ではドイツの大学で教授の間違いを指摘すると、お礼を言ってもらえました。それ以来、「失礼な」という人間はほとんどの場合,三流の人間だとわかったのです。)

 私もふくもとさんの記事は少なくとも 2度読みました。自分が勝手に思っていたことと、法律や市場の定義などがずいぶん違うためにそれを整理することがひとつです。たとえば,私は FITというものは、政府が税金から補助金を出すような、助成金の一種と勝手に誤解していまた。そう考えていると、それぞれの意味がわからなくなります。また、ふくもとさんの記事では、ここは普通の常識と違うだけではなく、それがなぜなのかの説明があることがとても助かりました。

 ほかのこのような解説記事には、簡単さを売りにして、わかったような気になる甘い砂糖菓子のようなものが散見されます。しかし、砂糖菓子ばかり食べていては健康を損うように、結局わかっていないことになります。そうすると議論にはならず、感情だけになって分断がすすんでしまいます。しっかりと血肉になるものを噛んで食べることも必要な中、それに答えるような記事を提供して下さって感謝します。

 読む時に自分の考えていたことだけを確認するような薄い記事ではなく、自分が「ああ、これはわかっていなかった」という世界を広げてもらえる記事というのはなかなかありません。そういう意味でも私には
とても面白い記事です。難しさはありますが、素人にも読めるものだと思います。

2017年8月14日、まさお

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