ハナコのアレルギー
ハナコの目やにが治らない。いろいろなことをを試してみた。抗生物質は、最初の診察後処方された。それだけで止めた。抗生物質を飲んでいる時しか効かないからだ。
目やにがいつもひどかったわけではない。それほどでもない時期があれば、ちょっと多めに目やにが出る時期もあった。
ハナコの目やには涙のように液体状。それが目の周りで固まって、白い毛が茶色く染まる。それをぬるま湯で濡らしたカット綿で拭き取ってやった。
皮膚がただれてしまうとたいへんだ。拭き取るのをできるだけ最小限にした。でもあまり放っておくと、茶色く固まった目やにが取れにくくなる。
その加減がたいへん難しかった。

小康状態が結構続いた。でも、治っていないのは確かだった。それで、隣人に勧められた獣医のところにいったみた。獣医の勧めで、アレルギー検査をすることになる。
アレルギー検査は、皮内テストや血清(血液)検査が普通だ。ただ皮内テストは、アレルギー反応を余計に刺激してしまう心配がある。どうしたものかと思った。
獣医は、自分はネコの毛からアレルギー検査をするといった。ハナコの白い毛を少し切り取るだけでいいという。それなら心配ないので、アレルギー検査をしてもらうことにした。
数日後、検査の結果を聞きにいった。すると、牛肉と魚の油による食物アレルギーだといわれる。牛肉と魚の入っているえさは止めなさいといわれた。
ハナコは、ドライフードしか食べない。何とかウェットフードも食べさせようとしたが、まったく食べない。
それで、鶏肉をゆでて食べさせたこともある。でも鶏肉はすぐに吐いたので、止めた。牛のひき肉を生であげると食べるので、1週間に1回くらい食べさせていた。
しかし、牛肉にアレルギー反応があったとは。飼い主であるぼくが、わざわざアレルギー反応を引き起こしていたことになる。ハナコにたいへん悪いことをしていたと思った。
ドライフードには、穀物が使われていることが多い。穀物はネコにはよくない。そのため、穀物の入っていない品質の高いドライフードだけに限定した。そうしないと、えさの表示から穀物の他、牛と魚が入っていないことを確認しても、混じって入っている可能性が高い。
獣医が推薦できる高品質のキャットフードの一覧表を見せてくれた。もちろん、牛と魚が入っていないかどうか、厳重にチャックした。
選んだのは、Vet-Cenceptというメーカーのドライフード。一般のペットショップでは売っていない。オンラインで注文した。
どうだろう。
Vet-Cenceptのドライフードに切り替えて数日が経った。ハナコの目やにが少なくなる。それから間もなくして、ピッタリと止まった。
ネコにとって、えさがいかに大切かということを痛感させられた。
前いたメス猫エルザの時は、キャットフードで苦労しなかった。だから、キャットフードなら何でもいいのだろうと思っていた。
だからそれまでは、ディスカウントショップやドラッグストアなどで手に入りやすい安いえさを買っていた。
ネコの飼い主として、えさについてしっかり勉強してこなかったことをひどく反省させられた。飼い主として失格だと思った。
2020年1月27日、まさお