ドイツの放牧文化

シュリーア湖から2時間ちょっとかけて500メートル上がり、ギンデル高原に着いた。それほど大きな高原ではないが、牛が放牧されている。高原に上がるまで、何カ所にも牛とヤギが放牧されているところがあった。ドイツ南部のアルプス山脈には、放牧文化があることがわかる。牛の首にまかれた鐘がカランコロンと鳴るのは、瞑想的だ。


シュリーア湖のカモ

シュリーア湖はミュンヒェン中央駅から南に電車で1時間ほど。オーストリアとの国境近くにある。バイエルンのアルプス山脈にある。標高777メートル。この日はシュリーア湖から500メートル上がって、ギンデル高原まで上がって帰ってきた。上がってから、高原で飲むビールは最高だ。


51年前の9月05日

1972年9月05日のミュンヒェンオリンピック開催中、パレスチナ武装組織によってイスラエル選手11人と警官1人が殺害されるテロ事件が起こった。ドイツ側が事件における警備の不備と対応の不手際を認め、遺族との間で損害賠償について合意できたのは、事件から50年後の2022年夏のことだった。


国外で自分らしく死ぬために

ぼくはこれまでベルリンで、友人2人の代理人として死を迎える準備と死後の後片付けをしてきた。ぼくはその時の体験から、代理人から見て、人生の終末期を迎えて自分らしく死ぬために最低限しておいてほしいことをまとめておくことにする。ただこれはベルリンの場合であって、ドイツでは各地で微妙に異なるので注意されたい。


何でもない写真が示す日独の違い

連れ合いが平日午後にベルリンの都市鉄道Sバーンの車内で撮った写真。それが、独日の日常の違いを顕著に現しているとは思っても見なかった。それは、連れ合いがその写真を日本の友人に送って、おおらかな写真だといわれてはじめて気づいたのだった。そう思うと、日本では見られない光景があちこちにある。