死んだ時、お金はどれくらい必要か?

自分が死んだ時に必要になるお金は、荼毘にふすお金と墓地に埋葬するお金、そのために葬儀屋に支払うお金、住居を処分するお金と賃貸アパートの場合は家賃3か月分などだ。後片付けをする代理人としては最低5.000ユーロくらいあれば、何とかできる可能性もある。しかし1万ユーロあれば、安心して後片付けができると思う。


ベルリンは貧しいけど、セクシー

「ベルリンは貧しいけど、セクシー」といったのは、当時ベルリン市長だった同性愛者のヴォーヴェライトさん。あれから20年以上も経ち、ベルリンのセクシーさは失われたように思う。セクシーな地区とそうでない地区の格差も広がった。それは政治色にも関係があり、保守系市長の登場でセクシーな街造りは終わろうとしている。


相続放棄のことも知っておきたい

自分らしく死んでいくには、自分の希望通りに遺産を相続してもらい。そのためには相続の制度を十分に把握しておいて、相続問題で後でトラブルにならないようにしておきたい。相続を放棄してもらう場合も、生前にその点を事前に家族としっかり話し合っておくほうが、後で問題にならない。ドイツでは、相続放棄期限が短いので要注意だ。


相続か贈与か、その控除額はどうなる

日本国籍を保有しておれば、ドイツで亡くなっても原則として、日本の相続が適用される。法定相続の規定は、ドイツと日本の間でほぼ同じだと思っていい。ドイツで亡くなると、日本の本籍のあるところに死亡届を出さなければならないが、死亡とドイツに残った遺産の相続に関する手続きはドイツ法にしたがって行うことになる。


カーニバルとパンケーキ

バラの月曜日に、パンケーキを食べる習慣がある。中世まで復活祭前の四旬節に節制した生活をしてキリストの受難を少しでも実体験するために、肉と卵、乳製品を食べるのを禁止され、それまでに卵を残さないためだった。カーニバルも謝肉祭といい、本来は四旬節の前に肉をたらふく食べるためのものだった。