エネルギー選択宣言ブログ

ブロックチェーンは必要?

 ぼくは、サイトにアップした記事「エネルギーとデジタル化」と本ブログの記事「エネルギーの技術革新遅れていいの?」において、ブロックチェーンについて述べました。

 ブロックチェーンがビットコインで使われている高度な技術であり、電気の供給、消費を記録してそれを決算する技術として信頼性があるとされるからです。

 ただ、ぼくは電気の供給と消費に関してブロックチェーンが本当に必要なのかどうか、疑問に思っています。

 というのは、ぼくはこの分野ではまだ勉強不足ですが、電気の供給と消費に関しては、ビットコインのように高速、高度にいちいち細かくデータを把握して決算する必要があるとは思えないからです。供給した量と消費した量の差額を、たとえば月単位で把握できれば十分なはずです。それは、スマートメータで把握しているはずだし、月毎の差額さえわかれば決算できるのではないでしょうか。

 また、ブロックチェーンにはたくさんのサーバー容量が必要で、そのための処理ばかりでなく、サーバーを冷やすために莫大な電気が必要になります。

 省エネしながら、エネルギーをできるだけ効率よく使うことも大切です。この点でも、ブロックチェーンのエネルギー消費の多さを考えると、何でもブロックチェーンでやろうといってしまうことにとても疑問があります。

 エネルギーの分野で本当にブロックチェーンが必要なのかどうか、もっと真剣に議論してほしいと思います。

2018年9月09日、まさお

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