ソーシャルディスタンス
新型コロナの感染防止対策で重要なのが、他の人と距離をとることです。ソーシャルディスタンス(Social disatancing)といわれます。
ドイツでは、他の人と最低1.5メートル間隔をとることが求められています。すでに散歩する時、バスや電車で移動する時などに、ソーシャルディスタンスをとることが実践されていることについて書きました。
それを、ここで少し具体化させておきたいと思います。
個人でできることについては、すでに書いています。ですから、ドイツの経験から、以下に社会、政治、経済活動などで実践できる方法についてまとめておきます。
スーパーでの買い物(その他の店舗も同じ):
・店内で客がソーシャルディスタンスを維持できるように入場制限をする
・入場制限する場合、店の前にできた行列でも人と人の間でソーシャルディスタンスをとって並ぶ
・会計する時も、レジの前で人と人の間でソーシャルディスタンスをとって並ぶ
・レジと客の間に透明の大きなプラスチックの板をつけて、会計係と客の間を仕切る
・支払いは、キャッシュレスで行う
レストラン、カフェ:
・テーブルを並び替えて、ソーシャルディスタンスをとって座れるようにする。
バー、クラブ、カラオケバー、合コン、カーニバル:
・ソーシャルディスタンを維持するのは不可能なので、閉鎖する、禁止する
(ドイツでは、この分野がすごい感染源になることがわかっている)
電車、バス、地下鉄、トラム:
・ホームで並ぶ時も、人と人の間にソーシャルディスタンスをとって並ぶ
・そのため、駅構内の入場制限をする
(日本では、通勤ラッシュがすごいので不可能か。でも、イベントを中止して通勤ラッシュを認めていたら、頭隠して尻隠さずだ)
・通勤ラッシュを避けるため、ホームオフィスを奨励する
・バスでは、運転手横の一番前のドアを開けない
・バスの運転席に一番近い最前列の席は、空けて使わない
長距離列車、飛行機:
・1席ないし2席ずつ空けて座る
会議(国会、閣議、委員会なども含めてすべて)
・1席ないし2席ずつ空けて座る
(特に、国会などの審議は、市民にお手本を示す上でも大切)
・国会決議においてもソーシャルディスタンスを維持することが必要。そのため、決議に関して、議席数の過半数でなくても賛成多数とできるなど、期限付きの特別規定を設ける必要がある
・できる限り、ビデオ会議を推奨する
ライブのテレビ番組:
・観客を入れない
・ゲストは、ソーシャルディスタンスをとって話す
(市民にお手本を示す上でも大切)
(2020年4月02日、まさお)
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