第5章冒頭文

 これまで、資本主義とグローバル化、デジタル化のもたらす問題について述べてきた。これらの問題が、将来の生活に対して市民の不安を増大させている。それが、社会を右傾化させる背景にもなっている。

 その結果、社会はより不安な状態となる。これは、悪循環だとしかいいようがない。

 ただ問題を提起しただけでは、不十分だと思う。これらの問題に対して、ぼくたちはどう対応していくべきなのか。あるいは、社会はどうあるべきなのか、考える必要があると思う。

 この章以降は、それがテーマだ。

 ただ社会がどうあるべきかを考える前に、過去を振り返ってみる必要がある。これまで社会はどう変わってきたのか。その変化をもたらしたのは何だったのか。

 過去を見ることから、社会が今後どう変わってきたのか。そして、その変化をもたらしたのは、何なのか。これから分析していくことにする。

 それが、この章のポイントだ。

 この章のテーマは、すでに「再エネいろはブログ」でも一部を取り上げてきた。でも、ここではあらためて分析したいと思う。

(2020年9月17日、まさお)

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