東京で山口康三さんの本を買う

 ベルリンから東京に着いて、早速、東京の書店で葉山隆一さんと山口康三さんの本を探した。

 でも書店の書棚には、葉山隆一さんの本は一冊もない。山口康三さんの本は、何冊かあったので、そのうち3冊買って置いた。書店を何軒も回って、本を探す時間の余裕はない。そのため、葉山さんの本は諦めることにした。

 日本滞在中、新幹線での移動中に本を読めないかとも思った。だが、その余裕はなかった。そのため、ドイツに戻る機中から山口さんの本を読みはじめる。

 内容は、3冊ともに大きな差はない。でも、「白内障・緑内障が少食でよくなる」という本が一番詳しく説明され、ぼくには最も参考になった。

 その本の要点をぼくなりにまとめると、以下のようになると思う。

+早寝早起きを原則として、規則正しい生活をする

+少食を原則として、腹八分を徹底する。特に、朝食をしないか、少なくする

+玄米を主食にし、朝は発芽玄米ジュースないし野菜ジュースを飲む

+肉食を止め、たんぱく質は魚から摂取する

+牛乳をはじめ、乳製品は摂らない

+アルコールは控える

+コーヒーなどカフェインの含まれているものを控え、水を十分に飲む

+お茶は、柿の葉茶を飲む

+1日、最低1万3000歩歩く。これを毎日続ける

+ストレスをためないような生活をする

 ぼくの都合のいいように、まとめた感じもしないではない。でも要点は、

(1)生活スタイルを変えて、規則正しい生活をする
(2)食事療法で、健康にいい食事をする
(3)からだを動かして、健康なからだをつくる

というのが、基本なのだと理解した。

 眼には、たいへん細い毛細血管が通っている。その毛細血管を血液が問題なく通れるようにするには、さらさらな血液となる健康なからだが必要だということだ。眼の病気は、からだの健康度を示す物差しなのだ。健康なからだをつくれば、眼の病気も治せるのだと悟った。

 ただドイツに生活して、山口先生のアドバイスをそのまま実行するのはちょっと無理なところがある。たとえば、発芽玄米は日本では簡単に手に入るようだが、ドイツでは100%無理だ。

 また、ぼくのこれまでの食生活と生活スタイルも考えて、どう変えるのがいいのか、どうすれば変えやすいのかも考えたほうがいいと思った。いきなり、無理に変えても長続きしない。

 そのため、ぼくは山口先生のアドバイスをぼくなりにアレンジして、まさお流の方法をはじめることにした。

 次回からは、それを一つ一つまとめていく。

2019年10月21日、まさお

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 Comments

  1. めぱん より:

    はじめまして。僕は現在37歳で、今年10月の半ばに突発型の右眼黄斑変性症と診断を受けた日本人男性です。山口康三先生の本を買い、生活習慣を改めようと決心し、黄斑変性を自力で治した方がいないか検索し、参考にしたく思いこちらのブログへ来ました。
    「黄斑変性症」カテゴリーアーカイブを読み進め、勇気をいただきました。ありがとうございます。
    連載楽しみにしております。

    • まさお より:

      コメントありがとうございます。
      山口康三さんの本をベースに生活スタイル、生活習慣を変えるのが一番です。
      後気をつけないといけないのが、いずれ投稿しますが、ブルーライトです。
      ぼくは当初、パソコンとスマホの画面にブルーライトカットシートをはっていました。今は、スマホにブルーライトカット用のアプリがあります。タブレットの場合も、照度を落としてブルーライトをカットする機能が標準装備されるそうになりました。
      紫外線もよくありません。サングラスはあまり好きではないのですが、黄斑変性症になってからは、サングラスをかけるようにしています。
      それから何といっても、青汁でルテインを摂るのがとても大切です!

      • めぱん より:

        お返事ありがとうございます!
        ブルーライトカットと、青汁でルテイン接種に取り組み、研究していきます。僕も何か有益な経験ができたら、お伝えいたします。

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