膨らみが小さくなった
日本で買った山口康三さんの本を読み、だいたいどういうことをしなければならないか、わかった。
日本から帰って慌ただしくしているうちに、2カ月後の再検診の日がきた。目医者は、最初8週間後に様子を見たいといっていたからだ。
造影剤を使った検査以外、検査は最初に診察を受けた時とほとんど変わらなかった。眼科医と話す前に、看護師に呼ばれて、すぐにいろいろな検査を受けた。
視力検査では、愕然とさせられた。前回と同じように、黄斑変性症のある左目では、ほとんど文字を判別することができない。
その後少し待って、ぼくの名前が呼ばれ、眼科医のいる診察室に入った。
眼科医は、ぼくに目の状況を聞いた。ぼくは、チェックシートを見ても、左目の状況は変わっていないと思うと答える。ただ、膨らんだところが破れた心配はないと思うと答えた。
すると医師が、光干渉断層計で網膜の断面を撮影した写真のコピーを見せてくれる。左目の膨らみが小さくなっているという。
ぼくには、信じられなかった。青汁をはじめてまだ2カ月にしかならない。日本にいっていた1週間は、青汁はまったく飲むことができなかった。
日本で山口康三さんの本を買ったが、まだほとんどのことが実行できていない。
医師には、青野菜で青汁を飲んでいること、ブルーベリーがあれば、それを買って生のまま食べていることを話した。
これは、ルテインを摂取するためだ。ルテインだけで、すぐに効果があったということなのか。
ぼくには、よくわからなかった。
眼科医は、ルテインのことは何も口に出さなかった。でも、これまで通りのことやっていればいいという。また8週間後に診察にくるようにという。
ただもし膨らみが破れる危険がありそうだったり、破れたと思ったら、すぐにきなさいといわれた。
2019年11月11日、まさお
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