タウシュ

膨らみが小さくなった

 日本で買った山口康三さんの本を読み、だいたいどういうことをしなければならないか、わかった。

 日本から帰って慌ただしくしているうちに、2カ月後の再検診の日がきた。目医者は、最初8週間後に様子を見たいといっていたからだ。

 造影剤を使った検査以外、検査は最初に診察を受けた時とほとんど変わらなかった。眼科医と話す前に、看護師に呼ばれて、すぐにいろいろな検査を受けた。

 視力検査では、愕然とさせられた。前回と同じように、黄斑変性症のある左目では、ほとんど文字を判別することができない。

 その後少し待って、ぼくの名前が呼ばれ、眼科医のいる診察室に入った。

 眼科医は、ぼくに目の状況を聞いた。ぼくは、チェックシートを見ても、左目の状況は変わっていないと思うと答える。ただ、膨らんだところが破れた心配はないと思うと答えた。

 すると医師が、光干渉断層計で網膜の断面を撮影した写真のコピーを見せてくれる。左目の膨らみが小さくなっているという。

光干渉断層計などによる撮影結果(2015年6月25日)。
2カ月後の光干渉断層計などによる撮影結果(2015年8月27日)。向かって左が健常な右目、右が左目のもの。上の写真(2015年6月25日)に比べ、左目の眼底の膨らみが小さくなっている。

 ぼくには、信じられなかった。青汁をはじめてまだ2カ月にしかならない。日本にいっていた1週間は、青汁はまったく飲むことができなかった。

 日本で山口康三さんの本を買ったが、まだほとんどのことが実行できていない。

 医師には、青野菜で青汁を飲んでいること、ブルーベリーがあれば、それを買って生のまま食べていることを話した。

 これは、ルテインを摂取するためだ。ルテインだけで、すぐに効果があったということなのか。

 ぼくには、よくわからなかった。

 眼科医は、ルテインのことは何も口に出さなかった。でも、これまで通りのことやっていればいいという。また8週間後に診察にくるようにという。

 ただもし膨らみが破れる危険がありそうだったり、破れたと思ったら、すぐにきなさいといわれた。

2019年11月11日、まさお

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