東ドイツ出身の首相だったが

メルケル首相は東ドイツ出身の首相にも関わらず、首相として16年間、政治的にドイツ東部のために何もしなかった。それが、ドイツがまだ統一されていない一つの要因だ。でも東ドイツ出身のメルケル首相が、東西ドイツ市民を結びつける心の支えだったのは間違いない。


語られないメルケル首相の失政

メルケル政権が16年で終止符を打つに際し、語られることのないメルケル首相の失政についてまとめておくことにした。難民問題については、ポーランド国境での問題と絡めて述べたので、今回は、原発の安全、脱原発、ギリシャ金融危機問題を取り上げた。


ポーランド国境を開け、移民・難民を受け入れる

現在、ベラルーシとポーランドの国境沿いに集まる移民・難民問題では、欧州連合(EU)の存続に係る危機的な問題がある。難民問題を解決するだけではなく、EUを救うためには、ポーランドの国境を開け、移民・難民を受け入れなければならない。


「人間の問題」という意識

産業技術を開発、利用する上では、人間が想定できることには限界があり、それ以上のことが起こりうる可能性がある。そう意識することは、技術を開発して利用する上での大前提だ。しかし原発事故にしろ、気候変動にしろ、それが人間の問題であるとの意識がないから起こっている。


日本の選挙制度は民主主義の原則に反する

衆議院など日本の国政選挙では、小選挙区と比例区があっても、小選挙区で一人勝ちすればたくさんの議席を獲得できる。それでは、小選挙区で負けた候補者に投票された票は死に票となり、この制度は民主主義的ではない。