午前中は空腹がいい

 山口康三さんの本の要点は、「東京で山口康三さんの本を買う」にまとめておいた。そこでも書いたが、それをそのままドイツで実現するには無理なところもある。

 ぼくのこれまでの食生活と生活スタイルを変えないといけないのは、わかる。でも、変えても長続きしないと意味がない。そこで、山口先生のアドバイスをぼくなりにアレンジしてみることにした。

 まず、ほとんど無理だと思ったのは、発芽玄米ジュースを朝飲むこと。玄米は、ドイツでも手に入る。頻繁ではないが、それまでも有機栽培された玄米を買って、食べていた。ただそれを発芽させてジュースにするのは、ちょっと無理だと思った。

 連れ合いは玄米を食べると胃酸過多になる傾向があり、そう頻繁に玄米だけを食べるわけにもいかない。

 だから、できるだけ多く玄米を食べるようにするが、発芽玄米ジュースは諦めることにした。

 その代わり、青汁を毎朝飲むことにした。ぼくなりの青汁レシビは、すでに「青汁をはじめる」にまとめてある。

 山口先生の本から学んだのだが、ここには重要なポイントがある。それは、朝食の量を少なくすることだ。朝食は青汁以外にほとんど食べないか、少なくして、午前中は空腹感のあるほうがいいということだ。

 それによって、新陳代謝が促進される。また、前日の昼と夜に食べたものを十分にからだに吸収させ、翌日午前に排泄させる。

 特に、朝なし午前中に自然に排便するようになると、その日はとても快調なのがわかった。

 半日断食というのもあるそうだが、そこまでしなくても、少しだけ食べて空腹感があれば、その効果はあると思う。

 ぼくは、朝食では青汁以外、せいぜい穀粒があらびきの黒パンを1枚食べる程度。パンにはバターはもちろん、マーガリンも塗らない(これについては、後で述べる)。その代わりに、ひまわりの種などで作られた植物性のパン用の塗り物をつけて食べる。そうして、植物性のタンパク質を摂る。

 ここで大切なのは、少し食べても満足感を持てるようにすること。そのほうが、少量食べてもそれほど空腹を感じない。ぼくは、だから味が濃く、しっかりした味のする有機栽培されたものしか、朝食では食べないようにしている。

 それでも午前中にお腹が空いたら、できるだけ多くの水を飲む。水よりも、ちょっとなまぬるいさ湯を飲むほうがいいと思う。それでも空腹に耐えられないと、乾燥果物(たとえばイチジクなど)や玄米でできたワッフルをちょっと口に入れるようにしている。

2019年12月02日、まさお

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