雨にも負けず、風にも負けず?

 毎日1万3000歩歩くのは、結構ハードルが高い。そのためだけに歩数を増やすのではなく、歩くことを生活の中に組み込むことがコツだと書いた。

 ぼくの場合、定期的にジョギングしていることもあって、1日1万3000歩歩くのは思ったよりも簡単に続けることができたと思う。

 いずれにせよ、無理にがんばろうとしてやり通そうとするのはよくない。できなかった日のことは、すぐに忘れる。翌日1万3000歩歩けばいいという気軽に考える。そうしないと長続きしない。

 できない日があってもいいので、できるだけ長く毎日1万3000歩歩くことを考える。それが大切だ。数週間で止めては効果がない。

 黄斑変性症がほとんど治った現在、ぼくはもうそれほど毎日毎日1万3000歩を達成しているわけではない。でも、できるだけ1万3000歩歩こうという努力は続けている。

ベルリンのベルクマン通りを歩く

 これまで悩んだのは、雨の日はどうしようか。あるいは、風が強くて嵐になった日はどうしようかということだ。

 最初のうちは、何であろうが、できるだけ毎日1万3000歩歩くようにしたほうがいいと思った。ただ豪雨でずぶ濡れになってまで歩く必要はない。そういう時は、諦める。

 あるいは天気の悪い日は、デパートに買い物に行く用事をつくって、デパートの店内をたくさん歩く。そうして歩数を稼ぐ。ぼくの自宅の近くには、ベルリン中央駅という大きな駅がある。雨の日などは中央駅で途中下車して、駅構内を歩いて歩数を増やすこともできた。

 そうすれば、濡れない。天候の影響も受けない。雨にも負けず、風にも負けずと、根性論的なことはしないほうがいい。

 ただ一つのポイントは、歩くためだけにわざわざデパートや中央駅にはいかないようにすること。そうなると、心理的にプレッシャーがかかる。むしろ、デパートにいったり、中央駅方面にいく用事をつくる。そして、そのついでに歩く。

 ぼくはそうするようにした。

 ぼくの場合は、そのほうが気分的に楽だったように思う。できない日があってもいいので、とにかく長く続ける。それができるように、自分に合った方法を見つける。

 それが一番大切だと思う。

 1日1万3000歩歩くのは、黄斑変性症を治す上でとても大切だったと思う。続けてみて、症状が改善しないようであれば歩数を増やす。それで、変化を見る。人それぞれ状況が違うので、柔軟に対応したい。

 ただ、これだけは忘れてはならない。受験ではないが、継続は力なりだ。

2020年8月03日、まさお

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