タウシュ

目の疲れをとる

 ぼくは、小さい時からかなり強い乱視だった。小学校の時、メガネをかけていた時もあった。でもぼくの乱視は、メガネをかけなくてもいいと診断され、メガネは止めた。

 でも大人になって、乱視がひどいのでメガネをつくったこともある。でも度が強すぎて、すぐに頭が痛くなる。そのため、メガネはほとんど使っていない。

 たとえば、ドイツの自動車メーカーメルセデスのロゴマーク「スリーポインテッド・スター」は、ぼくには飛行機のように見える。

 左右に呼びた斜線が二重に見えるので、主翼と尾翼のように見えるのだ。漢字の「一」も「二」のように見える。

 目を細めると、二重に見えるのが解消される。でも、この目の障害は目をたいへん疲れさせる。仕事のために、パソコンの前に座っている時間が長い。それも目を疲れさせる原因だ。

 ぼくはこれまで、目の疲れをとるためにいろいろなことをしてきた。その中でも、ぼくが現在やっていることが3つある。それを以下に、書いておきたい。

 1つは、目のツボマッサージとでもいおうか。目のツボは、目頭とか、こめかみ、目の周りの骨の下にある。それを押すのも一つの手。でもぼくにはむしろ、目の周りの骨を人差し指でゆっくりなぞってマッサージするほうが効果がある。数回、ぐるりとさすってやるだけでいい。

 強く押す必要はない。さすってマッサージするだけ。それだけで、血行がよくなるのだと思う。すぐには効果を感じないが、ぼくの場合、少し経つと目が軽くなったように感じる。

 次は、少し熱いタオルによる温湿布だ。ただぼくの場合は、バスタブに横になった時に、タオルをお湯につけ、そのタオルを目の上に置く程度。それだけで、気持ちがよくなる。心もくつろぐ。

大骨空にお灸する

 もう一つ大切なのが、目のツボのお灸だ。目の疲れをとるツボとして、合谷とか曲池などが知られている。合谷は、親指と人差し指が交わる底部分。曲池は、肘を曲げてできるシワの親指側の先端部分だ。

 でもぼくは、手の親指の第一関節にある大骨空というツボだけにお灸している。大骨空を、紙筒にもぐさの入った市販のものでお灸する。あまり熱くないもので十分だ。

 これは、ぼくの日本のはり灸の先生から教えてもらった。

 ぼくは今、1回に3回ほどお灸する。毎日お灸する必要はない。今は、週に2回ほどかな。疲れが続けば、頻度を増やせばいい。目が疲れたと思った時だけでもいい。右手にお灸すると左目に、左手にお灸すると右目に効果がある。

 ぼくは、この3つの方法で目の疲れをとるようにしている。これも、定期的に続けるのがコツ。そうしないと効果は一時的で、あまり効果はないと思う。

2020年10月19日、まさお

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 Comments

  1. めぱん より:

    こんにちは。去年、右眼黄斑変性にかかりコメントしたものです。
    いつもまさおさんのブログを参考にさせていただいております。
    栃木の山口先生のもとへ直接行き診断を受けた結果、背水の陣で挑んでも、生活改善のみ+注射無しで治すのは難しいと言っていただきました。自分で注射なしを選択し、約1年間山口先生の本に習い生活習慣を改めましたが、総合的にみると発症時より現状若干見え方が悪くなった状態です。少し影が減ったような部分もあり、病状が常に変化しているのが分かります。

    また、山口先生の紹介してくださった資料の著者である、名古屋の安川力先生に眼底写真等をメールで送り、診断していただいた結果、山口先生の方針も大変大事な事だけど、眼のためには早急に注射をした方が良いと言っていただきました。その際も自分で薬無しを選びました。
    ブルーライトカット、食生活、運動、減量、1年間の鍼灸治療、いろいろ試した結果上記のような体調ですが、元気ですし諦めてはいません!(笑)
    やっぱり自分で選んだ道を進んでいる事に満足感があり、まさおさんの考え方に励まされております。
    自分で何が原因が考えてみると、歩く歩数は平均で6000~7000歩だった事、パソコンでの仕事を続け、ゲームをしたり眼を酷使し続けている事、こちらの記事のような眼の温湿布などケアをあまりしていない事です。このあたり…続けるのがなかなか難しいですが改善してみます。
    現状は右眼は半分治らないものだと思い、左眼の発症を防げたらと思い生活に励んでおります。
    自分なりにやってみたけど、こういう結果の人間もいるよという、何かの役に立てばと思い書き込みました。
    繰り返しになりますがブログに励まされております。発症時にこちらの記事を見つけなかったら、不本意な注射をし、後悔していたと思います。

    まさおさんの健康を祈り、今後も記事を楽しみにしております。
    また、経過を報告させてください。

    • そうですか。それは残念です。
      小生は、自分の体験が参考になればと思って連載してきましたが、自分が幸運だったのはよく自覚しています。片目だけに黄斑変性症が出ても、普段は両目で見ているのであまり気づきません。小生がラッキーだったのは、黄斑変性症のでた左目が利き目だったことです。仕事からカメラをのぞきますが、利き目でカメラをのぞきます。それで、おかしいと気づきました。最初は、カメラを疑いましたがね。それで、結構早い段階で黄斑がおかしいことがわかりました。
      膨らんだところが破れるとまずいので、何かおかしいと感じたら、すぐにくるようにと眼科医にいわれていましたが、それもありませんでした。
      それはおかしいと気づいてすぐに、いろいろ情報を集めて、ルテインを飲むなどいろいろはじめていました。元々、自分の病気は医師任せにしてはダメと思っています。だから、何かあると自分で調べて情報を集め、まず自分でどうすべきか考えます。それで、医師の診察をそれ受けます。幸運にも早い段階で、山口先生の本を紹介してもらいました。それが、なかったら多分こうは治っていなかったのではないかと思っています。
      もちろん、黄斑変性症にはいろいろありますので、小生のやってきたことがすべてに効果があるとは思っていません。それぞれ条件や環境、過去も異なります。
      ただ対症療法では、病気になった原因を治しているわけではありません。目の場合、もう片方の目がどうなるかも気にしなければなりません。その意味では、目に健康なからだつくりは必要だと思っています。
      目のほう、くれぐれもお大事にしてください。
      そうですね、こうしていろいろな方から情報をいただいて、みなさんで共有できれば、もっと参考になると思います。
      今回のコメント、たいへん参考になりました。ありがとうございます。

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