核の共有はNPT条約違反

NATOにおける核兵器の共有は、有事においてNPT条約が失効するとする解釈が基盤になっている。その元に、米国の核兵器がドイツなどのNATO加盟国が使えるようになる。しかしそれは、NPT条約はいかなる状況においても拘束力を持つとする国連決議に反する。それを今、はっきりと再認識しなければならない。


オラニエンブルクとナチスのウランプロジェクト

アウアー社はトリウム入り放射線歯磨き粉を製造販売していたが、元々は、ガス灯のガスマントルの製造会社。ナチス体制になると、ナチスのウランプロジェクトに酸化ウランなどの材料を供給する重要な役割を果たす。その中心になったのが、同社のオラ二エンブルク工場と物理化学者のニコラウス・リールだった。


人権擁護、外交交渉、平和という神話

ウクライナ戦争というヨーロッパ大陸には異常な事態によって、意外な状況となっている。ぼくにはもう、ドイツの報道ニュースは見ておれない。ウクライナ戦争の背景や戦争を終結する議論においても、現実を見ないでプーチン大統領を擁護したり、人権擁護を訴えたり、外交交渉を求める声が聞こえる。


ぼくはことばが苦手で大嫌い

ぼくはドイツ語に接して、はじめて日本におけることばの教育の問題から脱することができるようになったと思う。ただそれだけでは不十分で、外国語でコミュニケーション、ディスカッションできるようになるには、自分の考えをしっかり持っていることもとても重要であることが、ドイツにきてから認識した。


ウクライナ避難民が受け入れられるのはなぜか

ウクライナ戦争にともない、ウクライナから100万人に近い人々が、ドイツに避難している。しかしこれまでのところは、2015年のシリアなどからの難民と異なり、ウクライナからの避難民はドイツ社会に快く受け入れられている。その背景はどこにあるのか、その要因をいくつか挙げてみた。