定期的な診察は必要
これまで一つ重要なことを書くのを忘れていた。それは何かというと、定期的に診察を受けるのを忘れてはならないということだ。
チェックシートを使って、自分で変化がないかを見るのは必要だ。それについては、何回か書いた。それで異常を感じたら、すぐに眼科医の診察を受けたほうがいいのはいうまでもない。
それとは別に、定期的に眼科医の診察を受けた方がいい。特にはじめの段階では、定期的に診察を受ける。ぼくははじめ、光干渉断層計検査によって黄斑変性症の進み具合をチェックした。検査によって、網膜の断面が撮影される。
ぼくの場合、眼科医が検査する毎に撮影写真のコピーを手渡してくれた。それを見れば、素人にも変性した部分が大きくなているのか、萎んできているのかが簡単にわかる。
眼科医から最初は、2カ月毎に診察にくるようにいわれた。それを3回続けた。その後は、4カ月後にくるようにいわれる。ただ3回の診察毎に、変性部分が毎回小さくなっていることがわかった。だからぼくは、自分でそれまでのことを続けておれば心配ないと思った。結局それ以降、眼科医の診察にはいかなかった。
その3回の光干渉断層計検査結果の写真コピーは、「3回目の診察結果」の記事に入れてあるので、参照されたい。
ぼくにとってラッキーだったのは、眼科医が初診の時に、レーザーで治療しようが、注射で治療しようが、黄斑変性症の治る保証はない、視力は回復しないだろうと、はっきりいってくれたことだった。
眼科医は、様子を見ながらどうするか判断しようといって、治療しようとはしなかった。
黄斑変性症は対症療法でしか治療のしようがないと、すぐにレーザーや注射で治療しようとする眼科医が多い。それに対してぼくの場合、眼科医がはっきりとそれでは効果を期待できないといってくれた。ぼくはそれに対して、たいへん感謝している。
その点で、ぼくは眼科医のところにいっても無理に治療されない。検査によって進行具合を確認するだけだと、気軽に診察にいくことができた。
ぼくは毎日、自分で黄斑変性症を治すために努力する。その成果を確認するためだけに、定期的に診察にいって検査を受けた。こうしてうまい具合に、眼科医と二人三脚の関係を築くことができたと思う。
それも、自分で治すにはとても大切な点だと思う。
2021年3月15日、まさお
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関連サイト:
回生眼科(院長 山口康三)
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