社会を変えるのは市民だ
脱炭素化を実現するためには、社会が変わらなければならない。ただそれは、市民の手に委ねられている。市民一人一人が脱炭素化のため、自分には何ができるのかを考え、自らがその課題に取り組む。
第7章冒頭文
経済と産業、市民が両立する社会をつくる。そうしなければ、社会は持続しない。そのためには、どうすべきなのか。市民を中心に考えた社会をつくる。それが、将来社会のビジョンだ。
社会は持続可能なほうが安全
持続可能とは、共生することだ。自国だけが持続可能になればいいということではない。国際社会全体が持続可能になって、ともに生きていかなければならない。
世代間の負担を公平に分配する
持続可能な社会は、今享受する環境と豊かさをそのまま次の世代に引き渡すことができるような社会だ。世代間で負担を公平に分配し、世代間が平等にならなければならない。そのためには、頭の切り替えも必要となる。
持続可能な社会における労働
持続可能な社会では、これから労働というものがどんどん変わっていき、どう収入を得て生活していくのかも変わるはずだ。持続可能な社会は、市民中心の連帯社会、共生社会とならなければならない。