さよなら減思力 - 2025年1月2日更新

2022年2月24日

2022年2月24日、ロシアがウクライナに全面侵攻した。ヨーロッパにおいて、第二次世界大戦後75年以上続いたヨーロッパの平和が崩壊する。ロシアがさらに東欧諸国に侵攻すれば、NATO軍と衝突し、第三次世界大戦ともなりかねない。過去のヒトラーにせよ、今回のプーチンも民主的な手続き選出されたことにも問題がある。ぼくたち市民は、プロパガンダやフェイクニュースに騙されず、今後動きを監視したい。


ドイツは核兵器禁止条約にオブザーバー参加するか

日本では、ドイツが核兵器禁止条約でオブザーバー参加することが確定しまっているかのように報道されている。しかし実際には、そうではない。ドイツのオブザーバー参加には、2つの大きな前提がある。ドイツはそのハードルをクリアして、オブザーバー参加する。最大のポイントは、ドイツがNATO加盟国の同意を得ることができるかどうかだ。


ワクチン接種を義務付けるべきかどうか、それが問題だ

ドイツではワクチン接種の義務化に向け、国会での議論がはじまった。政府が法案を提出するのではなく、議員立法となる予定だ。義務化は、現在猛威をふるっているオミクロン株対策ではなく、その後の秋と冬に新しい感染の波がきて医療崩壊するのを防ぐためだ。しかし義務化に至るまでには、いろいろな高いハードルがある。


ナチスドイツのウランはどこに

ナチスドイツの原爆開発には、まだわかっていないことがたくさんある。特にナチスドイツが保有していたと見られる酸化ウランなどが、その後どうなったのか。その行方がわかっていない。戦争で破壊されたのか、あるいは処理して、使われたのか。それがはっきりしない。それを解明することも、ナチスドイツの原爆開発を解明する手がかりとなる。


むしばまれるドイツのジャーナリズム

報道の自由と多様性を主眼にしてきたドイツのジャーナリズム。でも最近、ドイツのことや問題の本質も知らないまま報道しているなあと思うことが増えている。自分の思い込みやイデオロギーにどっぶりつかった報道もよく見かける。20年近く公共放送のニュースキャスターを務めたクレーバーさんは、イデオロギーはジャーナリズムの毒だといった。


水爆の発案者は日本人だった?

水爆の原理を最初に発案したのは、日本の化学者萩原篤太郎が1941年5月に講演した時だったとの説が米国において発表され、科学界において広まります。しかし萩原は問題の海軍での講演において、原爆の実現可能性についてだけ述べていたことが、その後の講演録冊子を分析することでわかります。それとともに、水爆の発案を巡る15年間の日本人説の神話が否定されました。


コロナ対策で指導力を発揮できなかった

メルケル首相はコロナ対策においても、気候保護対策と同じように、現実を認識しながらも指導力を発揮できなかった。発揮しなかったといったほうがいい。メルケル首相が科学の警告をもっとコロナ対策に反映させ、コロナ対策を厳しくさせていたら、ドイツのコロナの状況は今、違うようになっていたと思う。メルケル首相の躊躇が、今のドイツのコロナ状況に悪化させたといってもいい。


「気候首相」といわれたが

メルケル首相は「気候首相」といわれたが、自動車の排ガス規制や気候保護政策、再エネの拡大などにブレーキをかけてきたのはメルケル政権だった。気候変動問題で中途半端な政策が16年もの長い間続いたツケは大きい。ドイツは2045年までにカーボンニュートラルを実現することになっているのが、そのためには課題は山積みだ。


東ドイツ出身の首相だったが

メルケル首相は東ドイツ出身の首相にも関わらず、首相として16年間、政治的にドイツ東部のために何もしなかった。それが、ドイツがまだ統一されていない一つの要因だ。でも東ドイツ出身のメルケル首相が、東西ドイツ市民を結びつける心の支えだったのは間違いない。